“三郎兵衛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さぶろびょうえ50.0%
さぶろべえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しも六番町に住居すまい致しまする友川三郎兵衛さぶろびょうえ次男、三次郎矩行のりゆきと申す未熟者……江戸勤番の武士に父を討たれまして、病弱の兄に代って父の無念を晴らしに参りまする途中
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)
三郎兵衛さぶろべえはいきなりどなりつけた、棘々とげとげしい刺すような調子だった、そしてまるで人が違ったような意地の悪い眼だった、菊枝はあまりの思いがけなさにかっと頭へ血がのぼり
日本婦道記:不断草 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)