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三河守
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みかわのかみ
ふりがな文庫
“
三河守
(
みかわのかみ
)” の例文
浜松の城ができて、当時
三河守
(
みかわのかみ
)
と名のった家康はそれにはいって、
嫡子信康
(
ちゃくしのぶやす
)
を自分のこれまでいた
岡崎
(
おかざき
)
の城に住まわせた。そこで信康は岡崎
二郎三郎
(
じろうさぶろう
)
と名のることになった。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
惟光の兄の
阿闍梨
(
あじゃり
)
、乳母の婿の
三河守
(
みかわのかみ
)
、娘などが皆このごろはここに来ていて、こんなふうに源氏自身で見舞いに来てくれたことを非常にありがたがっていた。尼も起き上がっていた。
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
男の子には
三河守
(
みかわのかみ
)
がある。
武蔵将監
(
むさししょうげん
)
がある。武蔵五郎がある。娘というてはお身一人じゃで、可愛さのあまりにいつまでも小供のように思うていたが、まことにお身ももう娘盛りじゃ。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
麹町八重洲
町
(
まち
)
一丁目。元松平
三河守
(
みかわのかみ
)
屋敷。此処に当時の警視庁があった。
国事犯の行方:―破獄の志士赤井景韶―
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“三河守”で始まる語句
三河守忠直