“丈吉”の読み方と例文
読み方割合
じょうきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にいさんの園田丈吉じょうきち君は、高校一年生でした。丈吉君も、ヨシ子ちゃんとおなじように、探偵がだいすきなのです。
塔上の奇術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「今度のは巨蟒じゃねえ、丈吉じょうきちの野郎が井戸で死んでいるんだ」
「なんにもありゃしないじゃないか。ぐるぐる回されて目が回ったので、そんな気がしたんだよ。あのたるの中には、丈吉じょうきち君が、すわって、なまけているばかりさ。」
サーカスの怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)