“七石”の読み方と例文
読み方割合
ななついし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絶頂三角点の在る所から、傾斜の緩い茅原の尾根が南へ曳いて小雲取から七石ななついし山へと続いている。東から北へかけては一面に黒い針葉樹の林である。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
水は欲しいが誰も七石ななついし山まで行って汲んで来ようという程の篤志家ではない。止むなくんば七石に泊るのが上策であるが、洋服の人は兎に角二人は明日中に帰京しなければならない。
奥秩父の山旅日記 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)