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丁々
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とうとう
ふりがな文庫
“
丁々
(
とうとう
)” の例文
向うの太い枯木に、むずと抱きついて、いかつい口ばしで、ちょうど釘でも打ち込む風に、しきりと幹を叩いている——折り重なって空山に響く、
丁々
(
とうとう
)
の木だま。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
丁々
(
とうとう
)
と
白檀
(
びやくだん
)
を
伐
(
う
)
つ
斧
(
をの
)
の
音
(
おと
)
。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
時おり車でも
軋
(
きし
)
るような、乾いた響きが断続するのは、ガレの落石であろう。時にはどこか
丁々
(
とうとう
)
の音もこだまする。これは山男が焚木をコナしているのにちがいない。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
々
3画
“丁々”で始まる語句
丁々坊