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一群
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ひとむら
ふりがな文庫
“
一群
(
ひとむら
)” の例文
足も行かれぬ崖の上や、巌の腹などに、
一群
(
ひとむら
)
一群咲いて居るのが、奥山の春は今だ、となのって居るようである。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
ヱズヰオの山の姿は
譬
(
たとへ
)
ば焔もて畫きたる松柏の大木の如し。直立せる火柱はその幹、火光を反射せる
殷紅
(
あんこう
)
なる雲の
一群
(
ひとむら
)
はその木の
巓
(
いたゞき
)
、谷々を流れ下る
熔巖
(
ラワ
)
はその
闊
(
ひろ
)
く張りたる根とやいふべき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
一群
(
ひとむら
)
毎に埃がち
憩
(
いこ
)
ふに堪へぬ
惡草
(
あくさう
)
は
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
“一群”で始まる語句
一群々々
一群二群