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一村
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いっそん
ふりがな文庫
“
一村
(
いっそん
)” の例文
其
(
その
)
後
(
のち
)
白に関する甲州だよりは此様な事を報じた。
笛吹川
(
ふえふきがわ
)
未曾有
(
みそう
)
の出水で桃林橋が落ちた。防水護岸の為
一村
(
いっそん
)
の男総出で堤防に
群
(
むら
)
がって居ると、川向うの堤に白いものゝ影が見えた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
伝吉は
信州
(
しんしゅう
)
水内郡
(
みのちごおり
)
笹山
(
ささやま
)
村の百姓の
一人息子
(
ひとりむすこ
)
である。伝吉の父は伝三と云い、「酒を好み、
博奕
(
ばくち
)
を好み、
喧嘩
(
けんか
)
口論を好」んだと云うから、まず
一村
(
いっそん
)
の人々にはならずもの扱いをされていたらしい。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“一村”で始まる語句
一村落
一村雨