“ヴュステ”の漢字の書き方と例文
語句割合
荒野100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父から子に——人間の種子が必ず一度は流転せねばならぬ生死の境、つまり、暗黒に風雨が吹き荒(すさ)ぶ、あの荒野(ヴュステ)のことですわ。もう少し具体的に申し上げましょうか。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ですから法水さん、これで、いつぞや貴方に申し上げた、霊性(ガイスチヒカイト)という言葉の意味が——つまり、父から子に、人間の種子(たね)が必ず一度は彷徨(さまよ)わねばならぬ、あの荒野(ヴュステ)の意味がお判りでございましょう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)