“ヴィラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
別荘83.3%
山荘16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
華やかで遊惰な雰囲気のニースでバルコンある別荘ヴィラに住み、恐らくはロシアからかくしてもって逃げて来た金袋を減らしながら、思い出がたりで暮していたであろうお祖母さんオリガの
ジャンの物語 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
松林の中の別荘ヴィラ風の洋館で、越後のいわゆる、人生の本ものを味わうという家庭生活が始まった。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ヴェランダを広く取って、いぶし銅の訪問板にまでミモザの花の届いてる原色塗りの玩具の山荘ヴィラが、それぞれの地形から人の注意を惹こうとしていた。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)