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ロンドンとう
ふりがな文庫
“ロンドンとう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
倫敦塔
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倫敦塔
(逆引き)
二年の留学中ただ一度
倫敦塔
(
ロンドンとう
)
を見物した事がある。その
後
(
ご
)
再び行こうと思った日もあるがやめにした。人から誘われた事もあるが
断
(
ことわ
)
った。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それから
断頭吏
(
だんとうり
)
の歌をうたって
斧
(
おの
)
を
磨
(
と
)
ぐところについて
一言
(
いちげん
)
しておくが、この趣向は全くエーンズウォースの「
倫敦塔
(
ロンドンとう
)
」と云う小説から来たもので
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ただ前を忘れ後を
失
(
しっ
)
したる中間が
会釈
(
えしゃく
)
もなく明るい。あたかも闇を
裂
(
さ
)
く稲妻の眉に落つると見えて消えたる
心地
(
ここち
)
がする。
倫敦塔
(
ロンドンとう
)
は
宿世
(
すくせ
)
の夢の
焼点
(
しょうてん
)
のようだ。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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