“ヨバナシ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:よばなし
語句割合
世話100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何時までも進まぬ。バウとした耳に、此世話ヨバナシフタタビまた、紛れ入つて来たのであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
その頃ちようど、稱讃淨土佛攝受經シヨウサンジヤウドブツセフジユギヤウを、千部寫さうとの願をオコして居た時であつた。其が、はかどらぬ。何時までも進まぬ。茫とした耳に、此世話ヨバナシが再また、紛れ入つて來たのであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
その頃ちようど、稱讃淨土佛攝受經シヨウサンジヤウドブツセフジユギヤウを、千部寫さうとの願をオコして居た時であつた。其が、はかどらぬ。何時までも進まぬ。茫とした耳に、此世話ヨバナシが再また、紛れ入つて來たのであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)