“ピーク”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
斜桁上外端20.0%
光峰20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ピークにはもう登らないと決めたらしく、一と塊まりに小さく黒くなって休んでいる、私は兀々ごつごつした岩角に一人ぼっちに突っ立って、四方を見廻わした、未だ午前である、硫黄岳の硫烟は
槍ヶ岳第三回登山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
ヒスパニオーラ号は、その滑かな一面の鏡のような水面に、檣冠から吃水線までくっきりと映っていて、海賊旗ジョリー・ロジャー斜桁上外端ピークにぶら下っていた。
すると斜桁上外端ピークが直ちにばったりと落ちて、弛んだ帆布の大きな腹部が水の上に拡がって浮いた。
じつに、雲をさく光峰ピークからくらい深淵の河床にかけ、見事にも描くおそろしい直線。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)