“ヒュッテ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山小屋50.0%
車室50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
チャーミングさんが山小屋ヒュッテへやって来ると、キャラコさんは、みなをひとまとめにして乾燥室へ押し込んで『おはなし』をはじめた。
山小屋ヒュッテの入口から、アストラカン・クロスの上衣カーディガンに派手なマフラアを巻きつけた森川氏の末娘のあずささんがヒョックリと出てくる。
山小屋ヒュッテは、広い料理場と乾燥室のついた、二階建のがっちりした建物で、大きな広間の天井には煤色のとがの太いはりがむきだしになっている。
その車室ヒュッテには、侍女も連れずただ一人、表面は貴婦人の一人旅と見せかけて、伯爵夫人が乗っている。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
そしてさっきから時々、車室ヒュッテの外へ出て行くのは、留守中の自分の挙動を見ようとしているのだな。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)