“トーガ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外衣66.7%
外袍33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丈高く堂々たる男で、肩から足まですっかり古代ローマの外衣トーガで身を包んでいる。体の輪郭ははっきりわからぬ——が、その容貌ようぼうは神の容貌であった。
五歳! なんという凛々りりしく雄々しい風貌であったろう! 歴史画に見る古羅馬貴族のようにひだの多い折目の付いた寛闊な麻の外衣トーガを着け、肩には精巧なる金の透彫りの外衣吊りを懸けていた。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
外衣トーガなぞを着けているかということになってくるととんとわからない。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ビシニアあたりの生れもあり、嬋娟せんけんたる白人の美女を奴隷として、これに食事や入浴の世話をさせたり、外衣トーガの折り目を付けさせたり、少し名のある貴族ならば、銘々三百人や四百人くらいの奴隷は
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
彼は羅馬時代のゆるやかな白い外袍トーガを身に纒い、足には草履サンダルを穿いて例の大象の立像の下に跼みながら、ぽか/\とした西日に照されつゝうすら睡そうに蹲踞って居ました。
金色の死 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)