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トーガ
ふりがな文庫
“トーガ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
外衣
66.7%
外袍
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外衣
(逆引き)
丈高く堂々たる男で、肩から足まですっかり古代ローマの
外衣
(
トーガ
)
で身を包んでいる。体の輪郭ははっきりわからぬ——が、その
容貌
(
ようぼう
)
は神の容貌であった。
沈黙:——神話
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
五歳! なんという
凛々
(
りり
)
しく雄々しい風貌であったろう! 歴史画に見る古羅馬貴族のように
襞
(
ひだ
)
の多い折目の付いた寛闊な麻の
外衣
(
トーガ
)
を着け、肩には精巧なる金の透彫りの外衣吊りを懸けていた。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
外衣
(
トーガ
)
なぞを着けているかということになってくると
頓
(
とん
)
とわからない。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
ビシニアあたりの生れもあり、
嬋娟
(
せんけん
)
たる白人の美女を奴隷として、これに食事や入浴の世話をさせたり、
外衣
(
トーガ
)
の折り目を付けさせたり、少し名のある貴族ならば、銘々三百人や四百人くらいの奴隷は
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
トーガ(外衣)の例文をもっと
(2作品)
見る
外袍
(逆引き)
彼は羅馬時代のゆるやかな白い
外袍
(
トーガ
)
を身に纒い、足には
草履
(
サンダル
)
を穿いて例の大象の立像の下に跼みながら、ぽか/\とした西日に照されつゝうすら睡そうに蹲踞って居ました。
金色の死
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
トーガ(外袍)の例文をもっと
(1作品)
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