“タマフリ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:たまふり
語句割合
鎮魂80.0%
鎮魂術20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして其霊魂は、肉体を発育させる——さう言ふ風な信仰が、更に鎮魂タマフリの技術を発達させることになつたのである。だから、産霊ムスビは信仰で、鎮魂は呪術といふことになる。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
死人・け人の為には游離魂を身中にとり込めて、甦生する鎮魂タマフリの本縁なる天窟戸いはとの詞章、家屋の精霊なる火の来歴と其弱点とを指摘して、其災ひせぬ事を誓はせる火生みの詞章、——此等が
唯大倭宮廷に古くあつた鎮魂術タマフリの形式上の制約に入つて、舞踏を主として、反閇の効果を挙げようとしたのが、かぐらであり、「て」によつて、精霊を屈服させようとする事と