“クルウピエ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玉廻し役50.0%
廻し役25.0%
玉廻し25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あなたがたの負けたのはどのタアブルですか」とたずねた。コン吉が食堂に近い No. 6 のタアブルを指し示すと、公爵は、玉廻し役クルウピエの隣りの椅子にムズとばかりに坐りながら
野兎の足を衣嚢かくしから取り出し、念を入れて三度鼻の頭を撫で、様子いかにと待ち構えていると、玉はおいおい活気を失い、廻し役クルウピエが⦅賭け方最早これまでオン・ヌ・ヴァ・プリユ⦆と、披露アノンセするとほとんど同時に
廻し役クルウピエは、⦅賭けたり、賭けたりフェエト・ヴォ・ジュウ・メッシュウ⦆と、しきりに勧誘していたが、おおかた一座がり終えたのを見すますと、やがて廻旋軸シランドルを右に廻し、その運動の方向の反対側へ、白い象牙の玉を投げ込んだ。
アルパカのタキシイドを着てひょっこり賭博場キャジノから出て来たのは、多分昨夜、コン吉から、三十フランばかり巻きあげたあの憎い玉廻しクルウピエであろう。