“エコー”の漢字の書き方と例文
語句割合
反響100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ウィルヘルム・テル」をひもとくときはじめて記される言葉はクーライエンのメロディーである。反響エコーのようにこれに答える山上の牧歌は、そのヴァリアツィヨーンである。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
犇々ひしひしと身に迫って来るのを感じる、声を限りに叫んだが、反響エコーは岩の空洞よりオーイと返すのみ、自分は友を呼ぶ、反響は自分を冷嘲する、寥廓りょうかく無辺むへんの天の一角を彷徨さまようて
奥常念岳の絶巓に立つ記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)