“をどりかゝ”の漢字の書き方と例文
語句割合
躍蒐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人あるじ居室ゐま迷出まよひいでて、そゞろに庭を徜徉さまよひしが、恐しき声を発して、おのれ! といひさま刀を抜き、竹藪に躍蒐をどりかゝりて、えいとぎたる竹の切口きりくちなゝめとがれる切先きつさきまろべる胸を貫きて
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)