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わらわざむらい
ふりがな文庫
“わらわざむらい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
童侍
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
童侍
(逆引き)
美しい
童侍
(
わらわざむらい
)
の
恰好
(
かっこう
)
のよい姿をした子が、
指貫
(
さしぬき
)
の
袴
(
はかま
)
を露で
濡
(
ぬ
)
らしながら、草花の中へはいって行って朝顔の花を持って来たりもするのである、この秋の庭は絵にしたいほどの趣があった。
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
中将はもう一通書いてから
右馬助
(
うまのすけ
)
を呼んで渡すと、美しい
童侍
(
わらわざむらい
)
や、ものなれた随身の男へさらに右馬助は渡して使いは出て行った。若い女房たちは使いの行く先と手紙の内容とを知りたがっていた。
源氏物語:28 野分
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
東の
釣殿
(
つりどの
)
へはこちらの若い女房が集められてあった。
竜頭鷁首
(
りゅうとうげきしゅ
)
の船はすっかり唐風に装われてあって、
梶取
(
かじと
)
り、
棹取
(
さおと
)
りの
童侍
(
わらわざむらい
)
は髪を耳の上でみずらに結わせて、これも
支那
(
しな
)
風の小童に仕立ててあった。
源氏物語:24 胡蝶
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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