“わくせい”の漢字の書き方と例文
語句割合
惑星100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この場合、白骨温泉に落合った二ツの星が、どちらが惑星わくせいで、どちらが彗星すいせいだか知らないが、二つ共に、一定の軌道をめぐっていないことだけはたしかのようです。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「火星とはちがいますよ。火星は惑星わくせいですね、ところがあいつは立派な恒星こうせいなんです。」
土神ときつね (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
すくなくも、信長出現以後、天正・慶長にまでわたる無数の熒星けいせい惑星わくせいの現没にも触れてゆきたい。特になお、家康が書けていなくては、太閤記はまったしといえないと思う。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)