“ろしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
櫓手50.0%
露柱50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ川靄かわもやもほの白いうちに、しきりと、鴻雁こうがんが遠くで群れ立ち、やがて鑼声らせい鼓笛こてきの音と共に、櫓手ろしゅの船歌が聞えだしていた。近づくのをみれば、花やかな三隻の官船である。特に、勅使船のみよしには
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大法を保任し真髄を得たものは、それが露柱ろしゅ灯籠とうろう、諸仏、野干やかん、鬼神、男、女、貴族、賤民、の何であろうとも、礼拝すべき貴さを担っている。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)