“れいせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
霊跡50.0%
灵石50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのお方に「私はぜひネパールの霊跡れいせき参拝さんぱいしたいからどうかかの国へ入れるよう王様から通行券を戴けるよう御紹介を願います」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「いや、なんと仰せありましょうとも、われわれどもは、臣として、御諫止ごかんしいたすしかございません。——勿体なくも、桓武天皇このかた、伝教でんぎょう以来の霊跡れいせきを、灰燼かいじんにしてしまえの、また……」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
霊跡れいせきとお別れ その翌日はやはり雪が降ったものですからそこへ泊り込みになったです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
私はその阿弥陀如来に参拝して阿弥陀経一巻を読みそれからその寺の霊跡れいせきを尋ねて立ち出た。そこからがすなわちこの天然の曼荼羅まんだらにおける純粋の所であるです。その名をセルシュンすなわち
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
友のいふ、是は灵石れいせきなり、人の持ものにあらず、家にあらば必わざはひあるべし、はやく打やぶりてすつべしと。
友のいふ、是は灵石れいせきなり、人の持ものにあらず、家にあらば必わざはひあるべし、はやく打やぶりてすつべしと。