“るこく”の漢字の書き方と例文
語句割合
鏤刻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この曲には、フランクの人格が反映し、その信仰の奥義が鏤刻るこくされている。
おお、私はここにお前の名と姿と霊とを決して消える事のない深さで鏤刻るこくしよう。丁度お前を産んだ民族が、好んであの固い花崗岩かこうがんに深くのみをあてて、記念すべき永遠の彫刻を刻んだように。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
泰西彫工たいせいちょうこう鏤刻るこく、かがやかしい白金のマリヤぞう肉彫にくぼりの笄。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)