“りゅうきゅうじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
琉球人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とまた、忽ちさるごとく甲板にじのぼってきては、同じ芸当を繰返くりかえすのでした。その中に、ぼくは片足の琉球人りゅうきゅうじん城間クスクマぼうという、赤銅色しゃくどういろたくましい三十男を発見し、彼の生活力の豊富さにおどろいたものです。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
一体あの時おれの所へ、船のはいったのを知らせたのは、この島にいる琉球人りゅうきゅうじんじゃ。それが浜べから飛んで来ると、息も切れ切れに船々と云う。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)