“りてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
里程70.0%
李定10.0%
李挺10.0%
李鄭10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝野の差別はあたかも極楽地獄の相違あるがごとく、九天の上、九地の下、その相距あいさる千万里程りていもただならず。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「わしは、李定りていという者さ。というて年中飄々ひょうひょうとしておるから、故郷にいたためしはない。山羊をひっぱって、酒に酔うて、時々、市へ行くので、皆が羊仙ようせんといったりする」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「文久辛酉。嘗読健斎医学入門。至其陰隲中説。有大所感。今亦至大有所得。其説云。吾之未受中気以生之前。則心在於天。而為五行之運行。吾之既受中気以生之後。則天在吾心。而為五事之主宰。嘗自号曰天心居士。」医学入門は明の李挺りていの著す所で
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そのまま李鄭りていの部屋で前後不覚になってしまっていたのではないだろうか?
飛行機から墜ちるまで (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)