“らくしょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
落飾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およそこの種の人は遁世とんせい出家しゅっけして死者の菩提ぼだいとむらうの例もあれども、今の世間の風潮にて出家しゅっけ落飾らくしょく不似合ふにあいとならば、ただその身を社会の暗処あんしょかくしてその生活を質素しっそにし
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
それは北条時代からこの御維新前まで続いて来たのであって、自然この寺には沢山の女が庇護ひごされてもいたし、またその女の望みによっては末寺の坊に落飾らくしょくして住まっていた女も沢山あった。
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
○同五月三日、鷹司、近衛、三条三大臣の落飾らくしょく
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)