“よりなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頼業50.0%
頼芸50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
康治こうじ二年に出家して寂超じゃくちょうといい、その次の兄頼業よりなり近衛このえ天皇の蔵人くろうどであったが、久寿きゅうじゅ二年、帝崩御のとき出家して寂然じゃくぜんといい、長兄は為業ためなりといって
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
空手からてで美濃一国をわが物とした男だけに、最初に仕えた主人土岐政頼ときまさよりを殺し、次の主人頼芸よりなりをまた、国外へ追って、そのしょうを奪ったりなど——残忍酷薄な数々の経歴は、挙げて語ったらりもない。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)