“よっか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
四日88.2%
翼下11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三日みっかも、四日よっかも ごはんを たべないで、じっと がくもんを して いることが ありました。
一休さん (新字新仮名) / 五十公野清一(著)
三四郎はその日から四日よっかほど床を離れなかった。五日目いつかめにこわごわながら湯にはいって、鏡を見た。亡者もうじゃの相がある。思い切って床屋へ行った。そのあくる日は日曜である。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
藤原範季の手に養われてきたが、頼朝の旗上げと聞いて、その翼下よっかに馳せ参じたのである。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
近畿きんきの諸将はあらかた会し、毛利輝元も代参をのぼせているが、柴田勝家翼下よっかの前田、佐々、金森、徳山の諸将、また神戸信孝一類の滝川以下、みな云いあわせたように、上洛もしなかった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)