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ゆさんぶね
ふりがな文庫
“ゆさんぶね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
遊山船
87.5%
遊山舟
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遊山船
(逆引き)
日和
(
ひより
)
は上々、向島の土手の上は人間で盛りこぼれそうで、
川面
(
かわも
)
は
遊山船
(
ゆさんぶね
)
でいっぱい、小僧の一人や二人が向島へ駈け出したところで、花見船を見付けることなどは思いも寄りません。
銭形平次捕物控:297 花見の留守
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
遊山船
(
ゆさんぶね
)
にでも乗ったような顔をしている。罪は弟を殺したのだそうだが、よしやその弟が悪いやつで、それをどんなゆきがかりになって殺したにせよ、人の
情
(
じょう
)
としていい心持ちはせぬはずである。
高瀬舟
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ゆさんぶね(遊山船)の例文をもっと
(7作品)
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遊山舟
(逆引き)
それでも、学生の
漕
(
こ
)
いで行く小さなボートの影や、若い夫婦の
遊山舟
(
ゆさんぶね
)
も一つ二つ見えた。舟を
唯有
(
とあ
)
る岸に寄せて、
殊
(
こと
)
に美しい山葡萄の紅葉を摘んで宿に帰った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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