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ゆきがかり
ふりがな文庫
“ゆきがかり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
行懸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行懸
(逆引き)
勝四郎の返事には、好意はありがたいが、何分これまでの
行懸
(
ゆきがかり
)
上単身では出向かれぬといって来た。そこで十造、勝助の
二人
(
ふたり
)
が森田町へ迎えに
往
(
ゆ
)
くことになった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
謂知
(
いひし
)
らず
憥
(
うるさ
)
しと腹立たれけれど、
行懸
(
ゆきがかり
)
の是非無く、かつは
難得
(
えがた
)
き奇景の地と聞及べば、
少時
(
しばし
)
の
憂
(
うさ
)
を忘るる事も有らんと、自ら努めて結束し、かの日より
約
(
およそ
)
一週間の後
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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