“ゆうずい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雄蕊80.0%
雄蕋20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十個の雄蕊ゆうずいを抱き合うようにして漏斗じょうごの鉢のように開いている。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
花茎かけいにはかならずその途中に狭長きょうちょうほうがほとんど対生たいせいしていており、花には緑色の五萼片がくへんと、色のある五花弁かべんと、五雄蕊ゆうずいと、一雌蕊しずいとがある。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
此の六本の棒は雄蕋ゆうずいと云ふのだ。雄蕋はどの花にも必ずいくつかある。にほひあらせいとうにはそれが六本あつて、長い方の四本は対になつてゐて二本は短い。