“やまとひこのみこと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
倭彦命50.0%
倭日子命50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十八年冬十月、天皇の母弟倭彦命やまとひこのみことみうせぬ。十一月倭彦命を身挟桃花坂むさのつきさかに葬る。こゝに近習の者を集へて、悉に生きながらにして陵域に埋め立つ。数日死なず、昼夜いざによぶ。遂に死して爛臰くちくさりぬ。
本朝変態葬礼史 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
また、皇子おうじ倭日子命やまとひこのみことがおなくなりになったときに、人がきといって、お墓のまわりへ人を生きながらめておともをさせるならわしがはじまりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)