“やどお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宿下66.7%
屋通33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この下地したじッ子が、二、三年たってから、盆暮れの宿下やどおりに母親につれられて来て、柳橋へ帰るかえりに寄った。
此間こないだ宿下やどおりの時おっかさんにそういったんです、お内儀さんもお嬢さんも粂どんもみんない方だけれども、ほかの者は残らず意地が悪くって辛抱が出来ないてえと、そんな事をいうものじゃアない
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それをまたねらって青大将あおだいしょうというへびがそとから入ってくるのだが、この蛇は屋通やどおしという別名もあるくらいで、しばしば屋根の萱や藁のわずかなすき間から出入りして
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)