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やげんなり
ふりがな文庫
“やげんなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薬研形
50.0%
薬研状
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薬研形
(逆引き)
どうして?ッて、見たまえ、いつもは、
手拭
(
てぬぐい
)
を当てても
堰留
(
せきと
)
められそうな、田の
切目
(
きれめ
)
が、
薬研形
(
やげんなり
)
に崩込んで、二ツ三ツぐるぐると
濁水
(
にごりみず
)
の渦を巻く。ここでは稲が
藻屑
(
もくず
)
になって、どうどう流れる。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やげんなり(薬研形)の例文をもっと
(1作品)
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薬研状
(逆引き)
彼の老人の家に蓄ふる竿の数は四百四本、薬味箪笥の抽斗数に同じく、
天糸
(
てぐす
)
は、人参を仕入るゝ
序
(
ついで
)
に、
広東
(
かんとん
)
よりの
直
(
じき
)
輸入、庭に
薬研状
(
やげんなり
)
の泉水ありて、釣りたるは皆之に放ち置く。
釣好隠居の懺悔
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
やげんなり(薬研状)の例文をもっと
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