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やくぜん
ふりがな文庫
“やくぜん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
躍然
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躍然
(逆引き)
こう、叫んだかと思うと、道しるべの石から、
躍然
(
やくぜん
)
と立ってきた法月弦之丞が、あわてる列をかきわけて、すばやく、一八郎の駕の
棒鼻
(
ぼうばな
)
をドンと抑えてしまった。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
躍然
(
やくぜん
)
として
擡
(
もた
)
げたるその
臼
(
うす
)
の如き
頭
(
こうべ
)
のみ坂の上り尽くる処雲の如き
大銀杏
(
おおいちょう
)
の
梢
(
こずえ
)
とならびて、見るがうちに、またただ七色の道路のみ、獅子の背のみ
眺
(
なが
)
められて、
蜈蚣
(
むかで
)
は眼界を去り候。
凱旋祭
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
やくぜん(躍然)の例文をもっと
(2作品)
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