“やうきう”の漢字の書き方と例文
語句割合
楊弓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十四、五人射殺したといふことが書いてあるさうだ。小さいけれど凄い弓だ、昔は柳で造つたといふ。ヒヨロヒヨロの楊弓やうきうとは比べものになるものか
藝妓、幇間たいこの騷いだのも無理はありません。大村兵庫の左の眼に楊弓やうきうの矢が眞つ直ぐに突立つて、血潮は滾々こん/\として頬から襟へ滴つて居るではありませんか。
雜俳ざつぱい楊弓やうきう、香道から將棋しやうぎまで、何一つ暗からぬ才人さいじんで、五年前先代から身上を讓られた時は、あの粹樣すゐさまでは丸屋の大身代も三年とはつまいと言はれたのを、不思議に減らしもせず