“もりおか”の漢字の書き方と例文
語句割合
盛岡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三月十日の未明、本所ほんじょ深川ふかがわを焼いたあの帝都空襲の余波を受けて、盛岡もりおかの一部にも火災が起きた。丁度その時刻には、私は何も知らずに、連絡船の中でぐっすり寝ていた。
I駅の一夜 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
遠野にては時鳥のことを庖丁かけと呼ぶ。盛岡もりおか辺にては時鳥はどちゃへ飛んでたと啼くという。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
三春みはるの三帥社、会津あいずの愛身社、相馬そうまの北辰社、磐城いわきの興風社、酒田さかたの尽性社、盛岡もりおかの求我社、仙台の鶴鳴社、福島県下の岩磐二州会などは、日本にはじめての政治結社であった。