トップ
>
もみばやし
ふりがな文庫
“もみばやし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
樅林
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樅林
(逆引き)
樅林
(
もみばやし
)
がある、
小松林
(
こまつばやし
)
の背の低いのや
疎
(
まば
)
らなのがある、焼け残りの老木の幹がある、
石楠
(
しゃくなげ
)
があるといったような、
凡
(
およ
)
そ愚にもつかぬ有象無象の描写にかからなければならないのだ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
例の
樅林
(
もみばやし
)
の落葉を踏んで行くと、
漸次
(
しだい
)
に
山路
(
やまみち
)
へ
差蒐
(
さしかか
)
る。岩は
俄
(
にわか
)
に
嶮
(
けわ
)
しくなって来た。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
春になると、山国では広い
樅林
(
もみばやし
)
に花が咲く。そして風が吹く度に小さな樅の花にくつ附いた黄色い粉を運んで行く。どんな花にも同じやうな粉があるが、殊に百合の花にはそれが沢山ある。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
ここらの案内は重蔵が
善
(
よ
)
く心得ているので、彼は熊吉を導いて
樅林
(
もみばやし
)
の奥へ入った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
もみばやし(樅林)の例文をもっと
(3作品)
見る