“もとぞのちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
元園町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元園町もとぞのちょうに接近した麹町こうじまち三丁目に、杵屋きねや路久ろくという長唄の師匠が住んでいた。その娘のお花さんというのが評判の美人であった。
思い出草 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
元園町もとぞのちょうでも相当の商売があって、わたしも度々たびたび買ったことがある。ところが、このおでん屋は私の父にうと相互たがいに挨拶する。
思い出草 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
麹町こうじまち元園町もとぞのちょうから徒歩で本郷まで行くのであるから、午前三時頃から家を出てゆく覚悟でなければならない。
三崎町の原 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)