“もつこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木槲33.3%
木檞33.3%
木斛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木槲もつこく一木ひときおもてけにけりみ冬ながらに日ざしもちつつ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
木槲もつこくの葉洩れ日見つつ思ふなり濡石に出でてありく蟻ゐず
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
木檞もつこく一木ひときおもてけにけりみ冬ながらに日ざしもちつつ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
木檞もつこくの葉洩れ日見つつ思ふなり濡石に出でてありく蟻ゐず
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
時節は十一月のはじめ、小春の日かげに八ツ手の花はきら/\と輝き木斛もつこくの葉は光沢つやを増し楓は霜にそまり、散るべき木の葉はもう大抵ちつてしまつた後である。
枯葉の記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)