“もくどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木導50.0%
木同25.0%
木堂25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春風や麦の中行く水の音 木導もくどう
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
牛伴ぎゅうはん(為山)、松宇、桃雨、猿男さるお得中とくちゅう、五洲、洒竹、紫影しえい爛腸らんちょう(嶺雲)、肋骨ろっこつ木同もくどう、露月、把栗、墨水、波静、虚子らの顔触かおぶれであったかと記憶して居る。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
余、僕は字を書く事は誰にもことわつて居るのだからこの分だけ書く訳にゆかず、よろしく先方へさういふてくれ、と頼む。怪庵、小ぎれに書きたる木堂もくどうの書を出して示す。それより書の話に移る。
明治卅三年十月十五日記事 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)