木堂もくどう)” の例文
余、僕は字を書く事は誰にもことわつて居るのだからこの分だけ書く訳にゆかず、よろしく先方へさういふてくれ、と頼む。怪庵、小ぎれに書きたる木堂もくどうの書を出して示す。それより書の話に移る。
明治卅三年十月十五日記事 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)