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むねふさが
ふりがな文庫
“むねふさが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
胸塞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胸塞
(逆引き)
独
(
ひとり
)
に余る心細さに、宮は男の
袂
(
たもと
)
を執りて泣きぬ。
理切
(
ことわりせ
)
めて荒尾もその手を払ひかねつつ、吾ならぬ愁に
胸塞
(
むねふさが
)
れて、
実
(
げ
)
にもと覚ゆる宮が
衰容
(
やつれすがた
)
に
眼
(
まなこ
)
を
凝
(
こら
)
しゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
物を見れば
唯涙
(
ただなみだ
)
こぼれ、何事とも無きに
胸塞
(
むねふさが
)
り、ふとすれば
思迫
(
おもひつ
)
めたる気に相成候て、夜昼と無く
劇
(
はげし
)
く悩み候ほどに、四日目には最早起き居り候事も大儀に相成、
午過
(
ひるすぎ
)
より
蓐
(
とこ
)
に就き候まま
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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