“むつれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
六連66.7%
六連島33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっともこの辺り海峡一帯には、島とも岩礁がんしょうともつかない物だの、六連むつれ藍島あいじま白島しろじまなど幾らもあるので、特に目にも入らなかったのであろう。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
六連むつれ藍島あいじま白島しらしまなど——その中でも船島は、小さい島でございます。伊崎、彦島の間が、よくいう音渡おんど迫門せとで」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
コイツを発動機船の沖買いが一ぴき二三銭か四五銭ぐらいの現金ナマで引取って、持って来る処が下関の彦島ひこしま六連島むつれあたりだ。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)