“むこがね”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ムコガネ
語句割合
壻候補50.0%
佳婿25.0%
婿金25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その壻候補むこがねの父なる人は、五十になっても、若かった頃の容色に頼む心が失せずにいて、兄の家娘にも執心は持って居るが、如何に何でも、あの郎女だけには、とり次げないで居る。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
ことに四六佳婿むこがねあてなるをほの聞きて、我がも日をかぞへて待ちわぶる物を、今のよからぬことを聞くものならば、四七不慮すずろなる事をや仕出しいださん。
ずっと前に他家へゆかれ、それから一条家の令嬢の婿金むこがねとして、養われていたが帰されて——やっぱりこれも例をひいた方がよいから、山中氏の前のつづきを拝借すると
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)