“むげんじごく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無間地獄88.9%
無限地獄11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
禁断きんだんそのに忍び入ったる罪は、今、さばかれようとしているのだ。僕はもう観念した。たとえ針の山であろうと無間地獄むげんじごくであろうと、追いやられるところへ素直すなおに行くしかないのだ。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すべて僧侶というものは清浄しょうじょうであって世の福田ふくでんとなるべきものであるということを説きまして、もしも不清浄な事を行って間違いが起ったならば不浄行を行えば無間地獄むげんじごくへ落ちるのは当り前の事だ
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
わたくしは、再び暗黒の無限地獄むげんじごくへ、真逆まっさかさまに墜落していく。一体どうしたことであろうか。人間の身体が、全然見えなくなるなんて……。
第四次元の男 (新字新仮名) / 海野十三(著)