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むきみや
ふりがな文庫
“むきみや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
剥身屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剥身屋
(逆引き)
八郎が
剥身屋
(
むきみや
)
の親仁に軽く会釈をしたが、その
語気
(
いいかた
)
は、
故郷人
(
ふるさとびと
)
に対する
親
(
したし
)
みぶりか、かえって他人がましい行儀だてだか、分らないうちに、
庇
(
ひさし
)
を離れて、辻で人ごみを出る内儀と一所になった。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
色の浅黒い
空脛
(
からすね
)
を
端折
(
はしょ
)
って——途中から降られたのだから仕方がない——好みではないが、
薩摩下駄
(
さつまげた
)
をびしゃびしゃと
引摺
(
ひきず
)
って、番傘の
雫
(
しずく
)
を、
剥身屋
(
むきみや
)
の親仁にあやまった処は、まったく、「
家
(
か
)
。」や
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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