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むかへかた
ふりがな文庫
“むかへかた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
迎方
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迎方
(逆引き)
迎方
(
むかへかた
)
とは新任の奉行を迎へに江戸に往つて、
町与力
(
まちよりき
)
同心
(
どうしん
)
の総代として
祝詞
(
しゆくし
)
を述べ、引き続いて其奉行の在勤中、
手許
(
てもと
)
の用を
達
(
た
)
す与力一
人
(
にん
)
同心二
人
(
にん
)
で、朝岡は其与力である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
予定通にすると、けふは天満組を巡見して、最後に
東照宮
(
とうせうぐう
)
附近の
与力町
(
よりきまち
)
に出て、
夕
(
ゆふ
)
七つ
時
(
どき
)
には天満橋筋
長柄町
(
ながらまち
)
を東に
入
(
い
)
る北側の、
迎方
(
むかへかた
)
東組与力
朝岡助之丞
(
あさをかすけのじよう
)
が屋敷で休息するのであつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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