“みわくてき”の漢字の書き方と例文
語句割合
魅惑的100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実になんとも言えず魅惑的みわくてきな、高飛車たかびしゃな、愛撫あいぶするような、あざ笑うような、しかも可愛かわいらしい様子があったので、わたしはおどろきと嬉しさのあまり、あやうく声を立てんばかりになって
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
超現実に美しく魅惑的みわくてきな金魚は、G氏が頭の中にえがくところのゆめの魚ではなかった。交媒を重ねるにつれ、だんだん現実性を備えて来た。しかし、そのうちG氏の頭の方が早くも夢幻化むげんかして行った。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
その顔が恐ろしく魅惑的みわくてきであった。
女妖:01 前篇 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)