“みょうじょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冥助83.3%
妙助16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はからずも、東平、東昌の二府を討って、幾人もの人傑を新たに迎え、また、稀代な神馬が二頭も手に入るなど、まことに天の冥助みょうじょ奇瑞きずいとしか思われん。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いつかかみを落したのち、倉井村の地蔵堂じぞうどう堂守どうもりになっていたのである。伝吉は「冥助みょうじょのかたじけなさ」を感じた。倉井村と云えば長窪から五里に足りない山村さんそんである。
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
はからざりき、私がネパールにおいて最大有力なる知己ちきを得んとは。これまた仏陀の妙助みょうじょであると感謝しました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)